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WAON(ワオン)とは
「WAON(ワオン)」は、イオンが独自に発行する電子マネーです。4月下旬から、まずは首都圏(1都6県)と新潟県の一部のジャスコ、マックスバリュ、イオンスーパーセンター、カルフールなど約100店舗での利用を開始する予定になっています。2008年度中に全国のイオン、約23,000店舗(テナント含む)に拡がり、イオングループを超えた連携も視野に入れ、初年度の目標発行枚数は800万枚ということです。イオンでは、これまでご利用になれた「Suica」「PASMO」「ケータイクレジットiD」に加えて、WAON(ワオン)という新しい電子決済サービスが誕生し、ますます利用者の方の選択肢と満足度が向上するものと期待されています。
WAONのキャラクターは「犬」で、その名称は、『いろいろな音が調和して奏でられる美しい「和音」に由来します。』いろいろな人が、いろいろなお店で、いろいろな場面で、いろいろな思いを込めてご利用いただけるようにという意味のようです。
電子マネーカードの種類
上限金額2万円の現金チャージ専用の「WAONカード」、子会社のイオンクレジットサービスが発行する、イオンカードの子カードであり親カードからのチャージも可能な「WAONカードプラス」、WAONとクレジットの両方が使える「イオンカード(WAON一体型)」の3種類から選択可能です。
WAONポイント
WAONカード、WAONカードプラスは、発行手数料が300円かかりますが(イオンカード(WAON一体型)は無料)、サービス開始から6ヶ月間は、初回チャージ時に「WAONポイント」300P(1P=1円相当)がプレゼントとしてもらえます。WAONポイントについては、まだ詳細が不明ですが、WAONの端末「WAONステーション」で、ポイントからWAONへの変換が出来るようです。サービスについての正確な内容は、サービス開始後にご確認下さい。
WAONの今後の展開
WAONの登場によって、「Suica」「PASMO」、ビットワレットの「Edy」、セブン&アイ・ホールディングスの「nanaco(ナナコ)」と、電子マネーの市場はシェア争いがますます激化することとなりました。利用者の方にとっては、たくさんの種類の電子マネーが登場することは、利用する場面が増えるというメリットだけではなく、複雑化してわかりにくいというご意見もあるかと思います。ただ、いくら多くの種類の電子マネーが登場したとしても、利用する場面は人それぞれです。ご自分で一番利用することの多い場面を考えれば、決済方法は絞られてきますね。WAONについては、未確定ですがローソンと提携するという一部報道があったようです。電子マネーの今後の展開のカギとなるのは、コンビニかも知れません。